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Showing posts from November, 2015

クリスマスコラム:星降る夜と宇宙の果て

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○○はなぜ美しいのか、という問いは不思議と必ず退屈しない。 花はなぜ美しいのか。宇宙はなぜ美しいのか。女性はなぜ美しいのか。 どれ一つとっても退屈しない。どれ一つとっても、少なくとも2時間くらいはしゃべり続ける自信がある。つまり、どの美しいものも、偶然の産物ではなく、長い時間と理論に裏打ちされた、一つの完成された「解」なのだ。 花は必要としている生物に対する解であり、宇宙は存在する物質に対する解であり、女性は男性に対する完成された解である。逆らうことは求められていない。従うことだけが許されている解である。 そして同時に、それらが一体どんな解なのか、なぜ美しいのか、いまだよく分かっていない、調査中であることも、共通していて、面白い。 花は哲学的に動植物学的に探究が続き、宇宙は理論物理学者が「神の数式」を追い求めている。女性についてはいわずもがな。はたして答えは見つかるのか。地球上の全男性諸君の日夜を問わない奮闘に幸あれ。答えはきっとある!  【C6クリスマスコラム】第二回「星降る夜と宇宙の果て」

クリスマスコラム:見えないサンタクロース

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誰かから猫の集会は、困った猫を助けるため、と聞いたとき、ものすごく感心した(いろんな仮説があるらしいけど)。 食べ物が見つけられなかったり、おなかが大きかったりする猫がいれば、情報共有し、手助けするきっかけを作る。それがたいてい、夕方以降から、夜というのが意味深い。 関係を温め合うのは、やっぱり夜だよね、と妙に納得する。若者や暴走族も夜な夜な集まるし、礼儀正しくはあるものの、祭りもやっぱり夜。 クリスマスイブも、イブだから夜にするのではなくて、夜にしたいから、イブなんだろう。自分でも何が言いたいのかよく分からないけど、たぶんそういうことだろう。  【C6クリスマスコラム】第一回「見えないサンタクロース」