2018/05/20

C6トーク第八回「精進料理とC6」 舩津美江子氏

ニンニクなどのネギ類に含まれるアリイン類はテストステロンの分泌を活発にして男性らしい活動を促す。

大豆のイソフラボンはエストロゲンとほぼ同じ働きをして女性らしさを促す。

そんなこと1000年以上前にとっくにお見通しだった精進料理がホルモンサプリよりもずーっと先を行ってて面白い。

精進料理家の舩津美江子氏と対談させていただきました。

C6トーク第八回「精進料理とC6」 舩津美江子氏
http://www.filtom.com/265973/



C6トーク 舩津美江子氏

2018/05/10

海水淡水化を目指す化学ベンチャーが、なぜ化粧品を作る?

うなぎの寝床さんがとても分かりやすい記事にしてくれました。

僕も今度から「自然に存在する物質や、私たちが生物として本来持っている機能を研究し、学んでいくことも、科学技術が発達した現代だからこそ必要なのかもしれません。」と言うようにしよう。

海水淡水化を目指す化学ベンチャーが、なぜ化粧品を作る? / FILTOM
https://note.mu/unagi_watanabe/n/n39349da5054d





2018/04/29

2018/04/23

セバスチャン・サルガド The Salt of the Earth

セバスチャン・サルガドの「The Salt of the Earth」を 水巻SPACE(仮)で観た。(Mieko Funatsuさん主催)
いや~、おもしろかった。
終始淡々としたドキュメンタリーなのに、2時間という長さをまったく感じさせない。
副題の「地球へのラブレター」よりも、原題の「大地の塩」の方がしっくりくる。
サルガドを神格化せず、素直な人柄から発せられる言葉を写真と共に淡々と綴っていく。
なのに、ぐいぐいぐいぐい引き込まれていく。
突然涙腺が崩壊するようなシーンは皆無で、気がつくと目頭が熱くなっている。
しかし目の前にいるのは、くじらが船に接触しないように泳ぐ姿を見て感動するような、どこにでもいそうな物静かな男性。
そんな素朴な感性に、驚異的な行動力が結びつき、無限に解放されたら一体どうなるのか。
それを実践した妻レリアの偉業が、理路整然と報告される。
そんな映画だった。
名作。
それだけに、公式サイトで「The Salt of The Earth」という原題の扱いが小さくなっているのが残念。


http://salgado-movie.com/


2018/04/21

セクハラ問題 Sexual harassment in Japan

セクハラ問題について日本の大臣が「フォントがもう少し大きければよかった」とコメントした、という記事が世界に広がっている。
この記事はコメントの奇妙さだけを面白く伝えようとしているものではなく、日本のセクハラに対する理解の浅さを印象深く伝えようとしているものだ。
さらに言えば、世界がまさに今取り組んでいる課題に対する日本の想像力の乏しさを印象付けようとしている。世界は最近、もしかするとそうではないか、と思い始めている。
僕も含めてこの1週間で、セクハラは組織の問題であるということと、男性が思っている以上に女性にとって嫌悪の対象であることに気が付いた日本人は多いと思う。
つまり世界という社会の中で、日本は「もしかすると想像力と理解力が低いのではないか」と思われている。"Give a sense of the magnitude of the problem."(問題の深刻さに気付いてほしい)からMe too movementがはじまったということを先ほど知った。

The article about the comment of Japan's Finance Minister, "It would have been easier to read if they had used a bigger font.", is expanding into the world.
It is not reported about only the unique comment, but also about Japan's lack of understanding of sexual harassment memorably.
Additionally, the article tells the world, Japan's lack of imagination for the common modern task of the world society. In short, recentry, the people of the world thinks Japan may be so.
Including me, many Japanese realized that sexual harassment is the problem of organization, not personal, and also the problem is far more serious problem than Japanese men though.
Women in the world must think by reading this article, "Give a sense of the magnitude of the problem, to Japan, too."






2018/01/18

技能と職務と使命 Technics, tasks and a mission

都市の衰退の原因は経済の非多様化にある、という記事で、世界の代表例3都市の一つがなんと北九州になってしまっている。
English below.


「(ニューオーリンズ、リヴァプールと同じく)北九州も鉄鋼の衰退とともに人口減少を迎え(中略)昨年スペースワールドというテーマパークが閉園となった。」
経済産業の多様化の失敗が、都市の衰退を招いた、という視点はたしかに全くその通りだと思う。しかし他の産業に手を出せばよかったのか、というと、事はそう単純ではない。
ニューオーリンズも、リヴァプールも、北九州も、衰退を招いたのはその産業に固執したからではない。
「職務」に固執したからだ。
製鉄産業は、「精製技術」という「技能」に時代が与えた職務にすぎなかった。
その職務は鉄しか生み出さない。しかし「技能」には、時代に沿ったあらゆる職務が待っている。職務だけでなく、技能を磨くことを忘れなければ、時代はかならず次の職務を与え、都市が衰退することはない。
FILTOMもそうありたい。膜分離技術という技能に、今たまたまスキンケアという職務が与えられている。同時に現在の職務は、来る未来のために技能を磨く。技能には、次の使命が待っている。それが何かは容易に分からない。それを誰よりも早く見つけ、技能を磨いたものだけが生き残る。だから面白い。

I found an interesting article about three "ghost towns" without diversified economy includes KITAKYUSHU.
"(Same as New Orleans and Liverpool) As steel production moved to developing countries,, So, the now familiar story happened there, too: widespread unemployment, leading to depopulation and urban decline. Last month, Kitakyushu's amusement park, Space World, closed."


I agree with a point of view on that one of the main reasons of the decline is fail of diversifying economy. But solution might be not simple as like just diversifying economy or making other industries.
I feel that the main reason for the urban decline in all of 3 cities was because people had clinged to only their "task".
Regarding Kitakyushu, their task can only make steel. But if they didn't forget to improve their "technics" of refinement technologies, they will be able to find their next task to live.
FILTOM wants to be so. We are now living with a current task of skin care by our membrane separation technics. At the same time, the task is improving our technics for coming future. We can not see a next task easily. Only the one who finds the next task first will win. That's why life is exciting.





2018/01/03

除夜の鐘と官能基

久しぶりにゆったりできたので、除夜の鐘を聞きつつまとめた、官能のこと。

官能基という素晴らしい訳語がある。化学物質の特徴的な部位のことで、たとえばバニラの香りのバニリンは3つの官能基を持つ。上から、カルボニル基、メトキシ基、ヒドロキシル基で、それぞれ特徴的な機能性がある。


官能基は英語ではFunctional group。直訳で機能基。しかし官能基と名付けた化学者の文学的センスはすばらしい。官能基は概ね「出ている」。機能性を持つのだから、出ている部位になるのは当然なんだけれど、出ていることに隠された意味があるのではないかと長年感じ続けてきた。

除夜の鐘を聞きつつ、自分の官能基を見る。ち〇〇も出ている。おっぱいも出ている。当然だろう、という声も聞こえてきそうだけれど、ならば問いたい。なぜ隠すのか。せっかく出ているものを、なぜまた隠すのか。おっぱいに至っては、中途半場に隠す。見えるか、見えないか、くらいに中途半端に隠す。バニリンはどの官能基も隠さない。いつでも反応できるように準備万端だ。しかし僕は官能基を隠している。

この、隠す、とか、しまう、という行為にも長年興味を感じずにいられなかった。私達はなぜ、片付けるのか。

基礎に据えるべき仮説として辿り着いたのは、「使うべき時に使うため」ということ。官能基は、使うべき時、というものが前提としてあるのではないか。

有機化学でマスキング剤(阻害剤)というものがあって、使うべきでない官能基に結合させて、働かないようにすることができる。マスキング剤は体内にもある。隠すのも、片付けるのも、使うべき時にないものを視界から隠し、あるいは守り、使うべき時に備えているのではないか。そうしないことが、「恥ずかしい」という心理につながっているのではないか。

知恵も「出す」と表現することに言葉の妙味を覚える。知恵も立派な機能だ。だから、出すべきでないときには、隠しておかなければならない。概して私たちの会話というものは、問題の解決ではなく、会話を楽しむこと自体が目的である。男性はここを勘違いしていると、多くの女性から指摘を受ける。

除夜の鐘は108の煩悩を消し去るために衝く、のではない、とどこかのお坊様も考えているにちがいないと勝手に想像する。煩悩こそが生きるための機能性。煩悩を消し去るなんてとんでもない。心得るべきは、出すべき時に出せ、ということ。出すべき時を誤り、機能性を発揮できなければ、その時はじめて、官能は煩悩に帰す。